1710年から約300年にわたってブロセット家はブドウ栽培からワインの醸造、熟成を行ってきました。そのノウハウは今日に至るまで4世代にわたって引き継がれています。

ピエール・ドレ（金の石）と呼ばれる日当たりのよい斜面に広がる畑の土壌はボジョレーには稀な粘土・石灰質で、その恵まれた環境はよく熟したブドウをもたらし、その完熟したブドウはワインに力強さを与え、「ネクター」ともよべる、緻密で広がりのある味わいのワインを生み出しています。

ポール・アンドレの第一のポリシーは、「果実を尊重すること」です。
造るワインのタイプによってマセラシオンの期間を決定し、温度管理を徹底して丁寧に醸造を行い、ブドウやテロワールの個性を最大限に引き出す努力をしています。
ボジョレー地区のテロワールをきれいに反映させた丁寧なワインつくりを行うポール・アンドレは、フランス国内で高い評価を受けています。
また、土壌や環境を尊重することから栽培はリュット・レゾネを採用し、ブドウの収穫は全て手摘みで行われます。

表ラベルに描かれている指紋は、ワイン一本一本に愛情を注ぎ、丁寧に手作業で造り上げたことの証として刻まれています。そこからフランス語で「指紋」を意味する「EMPREINTE（アンプレント）」がブランド名となっています。