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Château de Fieuzal

シャトー ド フューザル

赤白ともにアペラシオンのトップクラスと評価されるシャトー

「シャトー ド フューザルは、以前からグラーヴでも目立たないシャトーの1つである。比較的古くからあり、この地域の佳民からはきちんと認められていることを思うと意外なことだ。

セラーは、レオニャンの町はずれ、ソカに向かう県道651号線に近い田園のなだらかな起伏の中にある。だが、このひっそりとたたずむド フューザルは1980年代半ば頃に、著しくリッチで複雑なワインを生産するようになってから、一曜脚光を浴びるようになった。だからといって、古いヴィンテージの出来が悪かったというわけではない。古いものによくできたワインが多いのだが、最近のヴィンテージにあるような、まばゆい個性には欠けるのである。

ド フューザルの品質向上におおいに貢献したのは、1974年にこのシャトーの経営を引き継ぎ、生産管理を熱心に行っているジェラール・グリブランである。1977年には温度調節機能付きのステンレス製の醗酵槽が設置され、1980年代からはマセレーションの期間を長めにし、オークの新樽を増やすようになった。ド フューザルの白ワインに画期的な進展があったのは1985年。一連のすばらしいグラーヴの白の最初のワインがこの年、このシャトーで生まれた。グリブランも認めるとおり、ド フューザルの名声の復活は、すでに引退した技術顧問兼醸造責任者、デュプイ氏の貢献によるところが大きい。誰の目から見ても完全主義者であるデュプイは、ド フューザルでのワインづくりを指揮し、その並はずれた才能と柔軟性を遺憾なく発揮した。驚くべきことに、高品質であるにもかかわらず、なぜかその値段が高騰しないド フューザルは、グラーヴ全体を見渡しても、最もコストパフォーマンスがよいワインのひとつである。」(ロバート・パーカー著『ボルドー第4版』)

赤のみが格付けされているグラーヴ地区レオニャン村のシャトーです。格付けは赤のみですが、赤白ともにこのアペラシオンのトップクラスと評価されています。にもかかわらず価格が上がらず、非常にコストパフォーマンスの良いワインです。

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