1926年に設立したカーヴ・ド・リュニィは、ソーヌ・エ・ロワール県の3つの協同組合が合併してできたフランスで最も大きなワイナリーの一つであり、またソーヌ・エ・ロワール県最初のワイン生産者共同組合としても有名です。

マコン地区の21コミューン、計1,450ヘクタール（内、シャルドネ1,200ヘクタール）という膨大な畑を擁し、フランスAOCワイン生産者で10指に数えられる規模となっています。生産量もブルゴーニュ最大級の規模で、ブルゴーニュの白ワイン総生産量の約10％、マコネー地区のワイン総生産量の約30％を占める最大級の生産者です。

カーヴ・ド・リュニィはGuide Hachetteに常連掲載されるブルゴーニュの凄腕であり、また以前からこの造り手の実力はマスター・オブ・ワインを持つセレナ・サトクリフ女史にも絶賛され、『樫樽仕込みしない賢明な数少ない協同組合のひとつ。白の品揃えはとても上手に造られていて、シャルドネの純粋なリンゴとメロンの風味が際立っている。ここは訪れる価値がある。』と高く評価されています。

栽培者には厳しいマニュアルを設け、リュット・レゾネ（減農薬）によるブドウ栽培を実行しています。南南東の斜面の畑、平均樹齢30年の物からできたブドウは手摘みと機械摘みされます。
環境への配慮は最も重視していることの一つで、ISO14001を取得し、醸造による廃棄物を減らしたり、梱包材をリサイクルするなどしています。